2004/09/25  トップリーグ第2節 ヤマハ発動機ジュビロ近鉄ライナーズ 19:00〜
 ヤマハスタジアム 曇り

ヤマハ発動機ジュビロ
1.高木 2.中林 3.山村 4.久保 5.勝又 6.本間 7.澤田 8.木曽
9.村田 10.マクドナルド 11.冨岡 12.今利 13.ウィリアムス 14.西村 15.堀川

交代:後半12分 6.本間->19.梶村 後半20分 12.今利->21.太田尾
    後半21分 2.中林->17.北川 後半26分 9.村田->20.佐藤 10.マクドナルド->22.マットソン
    後半28分 3.山村->16.中村 5.勝又->18.串田


近鉄ライナーズ
1.石田 2.畑田 3.浜辺 4.安東 5.デービス 6.坪井 7.岡本 8.佐藤(幹)
9.橋本 10.ビりー 11.藤坂 12.山崎 13.飯泉 14.西尾 15.吉村

交代:後半から 5.デービス->18.佐藤(憲) 13.飯泉->22.タライア
    後半8分 3.浜辺->17.斉藤 9.橋本->20.前田
    後半20分 10.ビリー->19.ラヤシ 12.山崎->21.重光 後半41分 2.畑田->16.塩見


前半


3分 ヤ マ ハ 近鉄ボールのスクラムで近鉄のコラプシング。10〜22メーター中右タッチ際のPGをSO
マクドナルドが決める。
11分 ヤ マ ハ ラックからBKへ展開しSOマクドナルドが足に掛けるが近鉄のラインオフサイド。22メーター
やや外正面やや右のPG成功。
16分 ヤ マ ハ FW・BK一体で連続してラックを連取し近鉄のオフサイドでアドバンテージ、BKへ展開し
FB堀川がドロップゴールを狙うが失敗し先のペナルティを取る。22メーターやや外正面の
PG成功。
24分 ヤ マ ハ 近鉄ゴール前のマイボールラインアウトを取りモール、オープン側へ回して前進しイン
ゴールになだれ込みLO久保が押さえてトライ。(G失敗)
28分 ヤ マ ハ ラックからBKへ展開しSOマクドナルドからラインに入っていたHO中林・CTBウィリアムス
と繋いでディフェンスを振り切って抜けトライ。(G失敗)
31分 近  鉄 FL坪井が縦に突進してラック、PR浜辺がボールを出してSOビリーからのパスが乱れるが
ヤマハのラインオフサイド。22メーターやや内正面のPGをFB吉村が決める。


後半


6分 ヤ マ ハ 近鉄ゴール前のラックをFWが連取しモールからNo.8木曽がブラインドサイドを突いて
捕まるがそのまま強引に押し込んでボールを押さえトライ。(G成功)
20分 ヤ マ ハ マイボールラインアウトを取りモール、約15メーター前進してボールを出しブラインド
サイドへ走り込んだSOマクドナルドがタックルされながらもインゴールに飛び込みトライ。
(G失敗)。
29分 近  鉄 ヤマハゴール前の近鉄ボールのスクラムで回って崩れヤマハのペナルティ。もう一度
スクラムでまた崩れてペナルティトライ。(G成功)
38分 ヤ マ ハ マイボールスクラムからブラインドサイドに展開しラック、オープンサイドに展開し
LO串田がタックルを外して抜けトライ。(G成功)


結果は

 ヤマハ発動機ジュビロ 21  3 近鉄ライナーズ   
19  7





40 10

戦評

前半開始後ヤマハがPGで先制する。その後はヤマハが地域的な優位を活かしてPGを次々に決め
得点する。後半もヤマハがコントロールされたキックを武器に地域を進め効果的にトライを挙げて
近鉄を突き放す。残り10分で近鉄もようやくスクラムからペナルティトライを得たが流れを変えるには
遅すぎヤマハがダメ押のトライを挙げた。


ヤマハはやはり「堅い」チームだった。崩し所が見つけにくい。核となるのはやはり最近の傾向か
2人の外国人選手、マクドナルドとウィリアムス。マクドナルドのキックはことのほかコントロールされ
ていて近鉄が苦労して進めた陣地をあっさり取り返す。またウィリアムスのボディコントロールは
大いに見るべきもの。タックルされる寸前にキュッと体をヒネってタックルを外してしまう。大柄な体と
スピードでこれでは下にタックルも行きにくいだろう。また地味ながらFWのサポートも早く「ユニット」
で動く。ただラックでは少し勢い余って倒れ込む場面も多かったように思う。また倒れてから立ち上が
って次のプレーに備えることも早かった。弱点としてはスクラム。これは少しばかり問題があるが
FWのスタミナに助けられてバテなかったのが幸いした。


近鉄は前半から地域的な不利からか、キックに頼る場面が多かった。キックはヤマハも多かったが
同じことをしていてはペースを相手に握られてしまう。またラックでの人数が掛かりすぎて次の

攻撃に割ける人数が極端に少ない場面も多かった。ズラリと並んでいるのはヤマハのディフェンス
ばかり。やはりラックは少人数でスピィディーに出してディフェンスの選手を片っ端からオフサイドの
位置に置き去りにしていくくらいでないといけない。場合によってはボールキャリアがオフサイドの
選手に逆に「突撃」していくくらいであって欲しい。またボールキャリアの取るコースとサポートに
走る選手のコースがちぐはぐでキャリアが孤立したりサポートが遅れる事もあった。この辺は
ヤマハのプレーが大いに参考になると思う。またBKでもスペースを活用し切れていないように
見える。オープン戦でワールドがよく使っていた戦法を真似してみてもいいのでは。展開する時に
CTBでクラッシュするのではなくSH・SOと回してSOが長めにボールを持っている間にSHが第1
CTBの裏に回ってSO->CTBと渡ってディフェンスと当たってすぐSHにパスしサイドを抜ける。
これでSH・第2CTB・WTBで3対2のシュチエーションを作って勝負。場合によってはブラインドサイド
WTBやFBも入れてみるとかもあり。今はなんでも試せる時だと思うのでいろいろ博打打って見て欲しい。


この日は前半からスクラムでペナルティが多かったが、少しレフリングに疑問を投げたい。
落ちている判定、押す方向でレフリーがペナルティを取っていたがヤマハの3番がプレッシャーに
スクラムから頭を抜く場面が多かった。これでは落ちたり崩れたりしてあたりまえ。タッチジャッジの
アピールもないようでは問題である。スクラムは危険なセットプレーなのだからきちんと組まれて
いない場合は時間を掛けてでも問題を解決して欲しい。


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