2004/10/02  トップリーグ第3節 近鉄ライナーズ東芝府中ブレイブルーパス 15:00〜
 近鉄花園ラグビー場 第1グラウンド 曇りのち晴れ

近鉄ライナーズ
1.石田 2.畑田 3.斉藤 4.安東 5.デービス 6.佐藤(幹) 7.坪井 8.キバル
9.前田 10.重光 11.藤坂 12.山崎 13.飯泉 14.西尾 15.吉村

交代:後半から 2.畑田->16.辻本 3.斉藤->17.浜辺
    後半15分 8.キバル->19.ラヤシ 後半30分 5.デービス->18.岡本 13.飯泉->22.ビリー
    後半35分 9.前田->20.橋本 12.山崎->21.大藪


東芝府中ブレイブルーパス
1.高橋 2.塚越 3.笠井 4.大野 5.バツベイ 6.渡邉 7.中居 8.ホルテン
9.伊藤 10.島崎 11.オト 12.日原 13.冨岡 14.松田 15.立川

交代:後半10分 14.松田->22.吉田(大)
    後半25分 2.塚越->16.松尾 3.笠井->17.櫻井 後半28分 10.島崎->21.小山田
    後半35分 9.伊藤->20.吉田(朋) 13.冨岡->18.犬飼 後半38分 6.渡邊->19.宮下


前半


8分 東  芝 ラックからBKへ展開しSO島崎から飛ばしパスでFB立川・WTB松田と繋いでディフェンスを
振り切ってオープンサイドを30メーター近く走りきりトライ。(G成功)
15分 近  鉄 東芝ボールのラックを奪いSH前田がゴール前へオープンキックしWTB西尾が拾って飛び
込みトライ。(G失敗)
21分 東  芝 近鉄ゴール前のマイボールラインアウトを取りモール、オープン側に流れてディフェンスが
ちぎれLOバツベイがインゴールに突っ込んで押さえトライ。(G失敗)
25分 近鉄ゴール前のラックで近鉄LOデービスが故意のオフサイドでイエローカード
26分 東  芝 近鉄ゴール前のPKからLOバツベイが縦を突いてFWがサポートしラック、オープンサイドを
No.8ホルテンが突いて手を伸ばしてボールを押さえトライ。(G成功)
28分 東  芝 近鉄ゴール前のマイボールスクラムからNo.8ホルテンが拾い上げFL渡邊がサポートしモール、
ブラインドサイドへ回ってLOバツベイが押し込んで押さえトライ。(G失敗)
36分 東  芝 ラックで近鉄のオフサイド。PKからNo.8ホルテンが突進しモール、そのまま真っ直ぐ押し込んで
LOバツベイが押さえトライ。(G成功)


後半


1分 東  芝 ラックからBKへ展開しSO島崎・CTB日原・CTB冨岡・WTB松田・FB立川と繋いで捕まり
ながらもサポートしたLOバツベイに返して抜けトライ。(G成功)
7分 近  鉄 こぼれ球をCTB山崎が足に掛け転がったボールをセーブしてラック、ボールを出しNo.8キバル・
FL佐藤・LOデービスと繋いでさらにサポートしたFL坪井が抜け出しディフェンスを振り切って
30メーター余りを走りきってトライ。(G成功)
19分 東  芝 ラックからブラインドサイドに展開しWTB吉田がディフェンスを振り切って抜けトライ。
(G成功)
22分 東  芝 近鉄のノックオンしたボールをキープ、BKへ展開しFB立川がタックルを外して大きくゲイン
しサポートしたLOバツベイに繋ぎ捕まりながらもWTB吉田に繋いでタッチ際を抜けてトライ。
(G失敗)
26分 近  鉄 ラックからオープンへ展開しSO重光・FL坪井・No.8ラヤシと繋いでタックルされながらも
体を回してインゴールでボールを押さえトライ。(G成功)
30分 東  芝 ラックからボールを出しNo.8ホルテンが縦を突いてモール、崩れてBKへ展開しCTB冨岡が
ステップでディフェンスをかわして抜けトライ。(G成功)
32分 東  芝 近鉄FBを捕まえラックでマイボール、ボールを出しCTB日原がディフェンスを振り切って抜け
トライ。(G成功)
38分 東  芝 マイボールラインアウトを取りモール、真っ直ぐ15メーター近く押し込んでCTB犬飼が
ブラインドサイドを突いて押さえトライ。(G失敗)
42分 近  鉄 自陣ラックから展開しNo.8ラヤシ・CTB大藪・SO重光と繋いでディフェンスラインを抜けて
30メーター余りを独走しトライ。(G成功)


結果は

東芝府中ブレイブルーパス 31  5 近鉄ライナーズ   
38 21





69 26

戦評

前半開始後1本ずつトライを取りあうがその後は東芝の強力FWが威力を発揮し始める。近鉄の
ペナルティを有効に活かしてゴール前でのセットプレーで4連続トライを挙げる。後半に入ると
FWだけでなくBKのエンジンも掛かりトライを挙げて近鉄を突き放す。半ば過ぎからはお互いの
ディフェンスが甘くなりトライ合戦となる。しかし地力に勝る東芝が大きくリードを広げロスタイムで
近鉄が最後のトライを挙げてボーナスポイントを取って試合終了。


東芝は強力なFWとスピードのあるBKがバランスよく組み合わさったチームに思える。FWでは
ペネトレーターとしてのバツベイの突進が非常に有効だった。捕まっても倒れず前進している
時間にサポートが来れる。ドライビングモールは強力で個々の力もあろうが組み方が綺麗で
力を有効に集中させている感じだ。各チームともこれを止めるのはなかなか難しそうだ。
BKではそつなくハーフ陣がゲームを組み立てていた。またFB立川のカウンターが有効でこの
辺はさすがで隣の松田がかすんでしまう。

しかしながらリザーブを全員投入しての後半は近鉄とともにノーガードの打ち合いになってしまった。
これからの試合を考えると得点よりも失点の大きさを問題にすべきではないだろうか。


近鉄は課題だったセットプレーが安定してきた。特にラインアウトはまずまず。しかしゴールラインを
背にした場面で東芝がドライビングモールを作ってくると分かる場面で少し淡泊だったように思う。
少しでもラインアウトで競って簡単に取らせない、きっちり組ませないなどの防御もあってよかった
のでは。またラックではペナルティが多かった感じだがラックに対する「見切り」も必要だと思う。
もうそれ以上動くことのないラックはさっさと見切って入らず、また入っている選手もすぐに離れ次の
出たボールに備えることも大事。またラックからのアタックでは前の試合のトヨタNo.8ティアティアが

素晴らしい動きを見せていた。寄りが早いのはもちろんピック&ゴーですぐにボールを動かして
ディフェンス側に時間を与えなかった。もちろん身体能力の高さ、バランスの良さも光っているが・・
非常に参考になると思う。

またキックからカウンターを食らう場面もあったが前半はある程度キックを封印してかかってよいのでは
ないだろうか。攻め込んでいる場面、攻め込まれている場面でボールのポイントが22メーターとゴール
ラインの間にある場合以外はキックは使わない。さらにBKラインをもう少し浅めに引いてFBをブラインド
ブラインドサイドに置く。相手のディフェンスが前に出てくればオープンキックが有効になるし、出てこな
ければアタックラインは余裕を持ってボールを回せるしFWもその時間を持ってサポートに走れる。
この試合の最後はノーガードの打ち合いになってしまった感じだがこれで1ポイント取れたことは良かった
と思う。自陣からでも仕掛ければトライは取れるということで、次の試合には前半から仕掛けていって欲しい。


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