2004/12/05  トップリーグ第8節 トヨタ自動車ヴェルブリッツ近鉄ライナーズ 12:00〜
 近鉄花園ラグビー場 第1グラウンド 晴れ時々曇り

トヨタ自動車ヴェルブリッツ
1.山本(正) 2.高山 3.豊山 4.フラベル 5.菊谷 6.菅原 7.阿部 8.ティアティア
9.茂木 10.廣瀬 11.水野 12.難波 13.赤沼 14.山本(剛) 15.遠藤

交代:後半15分 8.ティアティア->18.椎村 12.難波->21.ロパティ
    後半25分 1.山本(正)->17.高柳 9.茂木->20.麻田 後半34分 2.高山->16.七戸


近鉄ライナーズ
1.斉藤 2.畑田 3.浜辺 4.安東 5.デービス 6.岸本 7.岡本 8.佐藤(幹)
9.前田 10.重光 11.飯泉 12.山崎 13.大藪 14.西尾 15.ビリー

交代:後半から 2.畑田->16.辻本 後半9分 6.岸本->19.坪井 後半12分 10.重光->21.吉村
    後半22分 16.辻本->17.神原 後半25分 9.前田->20.橋本 15.ビリー->22.タライア


前半


6分 ト ヨ タ ラックからブラインドサイドをWTB水野が抜け出しFL菅原・LO菊谷と繋いでタックルされな
がらも飛び込みトライ。(G成功)
9分 近  鉄 トヨタのキックをチャージしラックでマイボールになるがトヨタのオフサイド。22メーター〜
ゴール中正面のPGをSO重光が決める。
20分 ト ヨ タ 近鉄ゴール前のマイボールスクラムをプッシュしサイドをNo.8ティアティアが突いてモール、
LOフラベルがサイドを突いてラックのボールを出しCTB難波がスピードに乗って縦に突進し
タックルされながらも転がり込んで押さえトライ。(G成功)
38分 近  鉄 トヨタゴール前のマイボールスクラムが崩れトヨタにペナルティ。再度スクラムを選択しスク
ラムが回ってオープンサイドをNo.8佐藤が突いて飛び込みトライ。(G成功)
42分 ト ヨ タ 近鉄ゴール前のマイボールラインアウトを取りモール、ディフェンス側が引きちぎれブライ
ンドサイドをLOフラベルが突いて抜けトライ。(G成功)


後半


4分 ト ヨ タ 近鉄のタッチキックがノータッチでFB遠藤がカウンター、縦に突進しラックからFWがサイド
を突いてモールをプッシュ、サイドを突いてラックからNo.8ティアティアが突進しタックルされ
ながらも飛び込みトライ。(G成功)
7分 ト ヨ タ ラックからサイドを突きモール、回しながら前進しブランドサイドをLOフラベルが突いて抜け
出しトライ。(G成功)
11分 ト ヨ タ ラックからボールを出しLO菊谷が縦を突きラックからBKへ展開、パスがやや乱れるがCTB
赤沼が取り内へ回り込んでディフェンスの間を抜けてトライ。(G成功)
14分 近  鉄 マイボールスクラムからNo.8佐藤がサイドを突いて捕まりラック、BKへ展開しSO吉村・WTB
西尾と繋いでディフェンスの間を抜けて30メーター余りを走りきってトライ。(G成功)
26分 ト ヨ タ 近鉄がラックからBKへ展開するが捕まえラックでマイボール、サイドをSH麻田が抜け30メー
ターを独走しトライ。(G成功)
28分 近  鉄 トヨタがラックからBKへ展開するが捕まえラックでマイボール、BKへ展開しSO吉村・WTB
飯泉と繋いでタッチ際を抜けてトライ。(G成功)
33分 ト ヨ タ 近鉄ゴール前のラックからBKへ展開、CTBロパティから外に残っていたLOフラベルと繋ぎ
ディフェンスをかわして抜けトライ。(G成功)
42分 ト ヨ タ ラックからボールを出しCTBロパティが回り込んでサイドを変えラック、BKへ展開しSO廣瀬が
ディフェンスを振り切ってトライ。(G成功)


結果は

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 21 10 近鉄ライナーズ   
42 12





63 22

戦評

前半開始後ややパワーで勝るトヨタが先制する。その後は近鉄がPG、トヨタがトライを取り半ば
以降ゲームの流れが動かず拮抗する。前半終了間際にゲームが動き近鉄がスクラムから、トヨタ
がモールからと得意なプレーでトライを挙げトヨタやや有利で折り返す。後半は開始後からトヨタ
が畳み掛け大事な開始10分で3トライを挙げて近鉄を突き放しゲームを決定づける。その後は
双方ややディフェンスの穴が大きくなり得点を取り合うが近鉄はボーナスポイントに届かなかった。


トヨタは攻めとしてはオーソドックスなスタイルだが、やはり流れに乗るとスピードがある。まずは
パワーとキックで勝負し穴が開けばスピードという所だろうか。強力FWとSO廣瀬の存在を有効に
活かしている。No.8ティアティアのピック&ゴーは逸品。ただしラックでボールを無理に獲得しようと
してのペナルティが目立つ。また近鉄にもいえるがラインアウトが不安定でせっかくのチャンスを
活かせない場面もあった。BKではSO廣瀬の相変わらず正確なキックと、FB遠藤のカウンターアタ
ックが有効だった。これだけの戦力を揃えておきながら初年度トップリーグに出て来れない不思議。
今シーズン優勝戦線に絡んでいるのは当然であるが、まだまだミスも多いし後半スコアがひらいた
際の「気抜け」をなくす必要ありと思う。


近鉄は得意のスクラムでは優位に立ったがモールでは完敗。さらにコンタクトで押し負けている
印象を受けた。モールはただでさえ不利が予想される中で集散が遅く、人数が少ない。集まった
時にはすでに手遅れといった感じである。またコンタクトで押し負けているのか、ゲインを切れずに
展開するためBKがスピードに乗れずまたコンタクトで・・となり最終的には人数が足りなくなって
悪循環に陥ってしまう。やはり強力なペネトレーターが欲しい。それとイーブンボールに対しての
仕掛けがあまりに淡泊すぎやしないだろうか。ラックやモールで無理に手を出してペナルティに
なるのは慎むべきだが、空中にあるボール、また相手のミスなどで転がったボール。第2試合で
見たヤマハSOマクドナルドの姿勢が実にいい先生になると思う。プレーの質の高さももちろんだが
ボールに対する貪欲さ、反応の早さが素晴らしい。国内で見れるのはもう僅かだがお手本になると思う。


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