| 2005/01/10 | トップリーグ第12節 近鉄ライナーズ−ワールドファイティングブル | 14:00〜 |
| 近鉄花園ラグビー場 第1グラウンド | 晴れのち曇り |
| 近鉄ライナーズ | |||||||
| 1.石田 | 2.辻本 | 3.斉藤 | 4.安東 | 5.佐藤(憲) | 6.佐藤(幹) | 7.岡本 | 8.キバル |
| 9.橋本 | 10.吉村 | 11.飯泉 | 12.山崎 | 13.大藪 | 14.西尾 | 15.ビリー | |
交代:後半から 3.斉藤->17.浜辺 後半34分
10.吉村->21.重光
後半40分 9.橋本->20.田村
| ワールドファイティングブル | |||||||
| 1.山本 | 2.本多 | 3.立川 | 4.羽根田 | 5.コベーン | 6.スタワーズ | 7.舛尾 | 8.田中 |
| 9.中山 | 10.由良 | 11.三木 | 12.大西 | 13.中矢 | 14.南 | 15.福岡 | |
交代:後半28分 6.スタワーズ->18.ラワンガ 14.南->22.谷崎
後半42分 9.中山->20.岡
前半
| 11分 | 近 鉄 | No.8キバルが縦を突きラックからBKへ展開、CTBが捕まりラックからすぐ出してFBビリーが ゴロパント、ワールドが取りオープンキックがCTB山崎の前に飛んでダイレクトで取りそのまま 抜けてトライ。(G成功) |
| 16分 | ワールド | ラックからFLスタワーズが突進しラック、オープンへ展開しLOコベーン・HO本多・WTB南と 繋いでディフェンスをかわして飛び込みトライ。(G失敗) |
| 19分 | ワールド | ラックからボールを出しFLスタワーズが縦を突きラックで近鉄が横から入ってオフサイド。 22メーターやや内左30度のPGをFB福岡が決める。 |
| 23分 | 近 鉄 | ワールドボールのラインアウトを取りBKへ展開、SO吉村がパントを上げるがワールドのライン オフサイド。10メーター上正面のPGをSO吉村が決める。 |
| 27分 | ワールド | マイボールラインアウトを取りモール、やや押し戻されてからBKへ展開しSO由良がステップで タックルをかわして内へ切れ込み抜けてトライ。(G失敗) |
| 35分 | 近 鉄 | ワールドのオープンキックをFBビリーが自陣で取りカウンター、大きくゲインし捕まりラックで ワールドのオーバーザトップ。10〜22メーター中正面やや右のPG成功。 |
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後半
| 1分 | ワールド | 近鉄のキックを取りFLスタワーズがカウンター、ショートパントを上げ自らキャッチしディフェ ンスを外して大きくゲインし捕まりラック、BKへ展開しCTB大西・SO由良・FB福岡と繋ぎ横 流れからタックルをかわして飛び込みトライ。(G成功) |
| 19分 | ワールド | ラックからオープンへ展開しPR山本・No.8田中・CTB中矢と繋ぎディフェンスを振り切って 左隅へ飛び込みトライ。(G失敗) |
| 22分 | 近 鉄 | ワールドがラックでオフサイド。タップからFL佐藤が速攻で縦を突きラックでワールドのペナ ルティ。SH橋本がタップから速攻でディフェンスを抜けて飛び込みトライ。(G成功) |
| 24分 | 近 鉄 | ワールドがマイボールラインアウトを取りBKへ展開しCTBの所でCTB山崎がタックルと同時に ボールをもぎ取りそのまま50メーター余りを走りきってトライ。(G成功) |
| 30分 | ワールド | 近鉄ゴール前のマイボールスクラムからBKへ展開しSO由良が縦を突きラック、BKへ展開し FLラワンガがディフェンスをかわして抜けトライ。(G成功) |
| 33分 | ワールド | 近鉄がマイボールラインアウトを取りやや後退するがオープンへ展開、No.8キバルが捕まり ノットリリース。22メーター上右45度のPG成功。 |
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結果は
| ワールドファイティングブル | 13 | − | 13 | 近鉄ライナーズ |
| 22 | − | 14 | ||
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| 35 | − | 27 |
戦評
前半開始後ワールドのミスキックから近鉄が先制する。その後はワールドが反撃しトライを挙げる。
半ばでお互いのペナルティをPGで得点にし、またワールドがトライ、近鉄がPGと双方引かずに同点
で前半を終える。後半はカウンターからチャンスを掴んだワールドが先制し流れを有利にする。半ば
までワールドFWが近鉄の甘いタックルを次々に抜けて近鉄陣でゲームを進める。しかしペナルティ
からの速攻で近鉄がトライを挙げ流れは混沌とする。この流れを近鉄がディフェンスから取り返し
大きなトライを挙げて逆転。しかし残り10分で近鉄のディフェンスが力尽きワールドがトライ、PGを
挙げて逃げ切った。
ワールドは前半からFW戦では良いところを見せていた。縦突進も有効、スクラムも回してコントロール
するなどである。それなのに得点が伸びない。不用意なミスでの失点もあるがゲームの流れに飲まれ
ている感じを受けた。相性と言ってはそれまでかもしれないが近鉄戦は特にそう感じる。しかしFLスタ
ワーズのカウンター、SO由良のゲームコントロールが苦しい流れを止めて勝利を引き寄せたように
思う。崖っぷちの粘りという、後のないゲームをこなしてきたチーム。入れ替え戦でもメンタル面で大きな
アドバンテージがあるだろう。
近鉄は前半同点止まりだったが流れとしては自らが支配する方向にあったと思う。誤算としては後半
直後にカウンターから失点したこと。前半から何度も突破を見せていたワールドのキーマンであるスタ
ワーズにボールを渡してはいけない。もっともっと警戒してキックの時はそこに蹴らない、パスをそこまで
回させない、勢いが突く前に徹底的に潰すなど対策が欲しかった。あとメンタル面では前後半とも十分に
持ちこたえていたがややディフェンスが脆かった部分も多かった。まずポイントにいるFWとSOの間を狙わ
れて抜かれていた。ワールド由良のランも上手かったが外へ行くと見せて内へ返された時を考えてFWが
スペースを埋めておく必要があったと思う。また由良本人がほとんど動かず体をひょいひょい捻るだけで
タックルを外されてしまっていた時もあった。ゴールラインを背負ってのディフェンスなので賭に出るのは
仕方ないがもう少し冷静に。とはいえ、タックルからチャンスを掴んだことも評価されていいと思う。
これでワールドは入れ替え戦、近鉄は自動降格となってしまった。苦しいシーズンではあったがこれを
糧として新しいチームの歴史の始まりだと考えて欲しい。しばしの休息、そして新チームの始動と
終わりはない。ともあれ、長いシーズンを戦った選手の皆さん、ご苦労様でした。