2006/02/11 トップリーグ入替戦 福岡サニックスブルース近鉄ライナーズ 13:00〜
博多の森球技場 曇り

福岡サニックスブルース
1.金 2.加古川 3.松園 4.上田 5.マキリ 6.西端 7.渡辺 8.ミュア
9.徳永 10.沼田 11.堀田 12.菅藤 13.松尾 14.岩渕 15.古賀

交代:後半から 7.渡辺->18.伊達 11.堀田->22.野々村 後半21分 8.ミュア->19.ディーン
   後半26分 9.徳永->21.藪本 後半32分 2.加古川->16.安岡 後半36分 1.金->17.篠原

近鉄ライナーズ
1.石田 2.辻本 3.浜辺 4.安東 5.キバル 6.金 7.岡本 8.佐藤
9.橋本 10.重光 11.西尾 12.山崎 13.大藪 14.トゥイレヴ 15.吉村

交代:後半16分 7.岡本->19.大隈 後半20分 14.トゥイレヴ->22.ビリー
   後半36分 5.キバル->18.トーエツ 後半41分 9.橋本->20.川崎


前半


3分 近  鉄 マイボールラインアウトをLO安東が取りモール、BKへ展開しWTB西尾が捕まりラックに
なるがサニックスのオーバーザトップ。22メーター上左45度のPGをFB吉村が決める。
18分 サニックス BKへ展開しFB古賀が捕まりラックからオープンへ展開、LOマキリが縦を突いてタックル
されながらも耐えてNo.8ミュアにリップパスで繋いで抜けトライ。(G成功)
23分 サニックス マイボールスクラムからNo.8ミュア・SH徳永。FB古賀と繋いで縦を突きラック、ボールを
出してHO加古川が縦を突きタックルを振りほどいてゲインし捕まりラックになるが近鉄の
オフサイド。22メーター上正面のPGをFB古賀が決める。
28分 近  鉄 サニックスのタッチキックをSH橋本が取り自陣からカウンター、LOキバルのオープン
キックが転がりサニックスの選手と競ったFL岡本が奪いそのままディフェンスを振り切
って40メーター余りを独走しトライ。(G成功)
30分 近  鉄 先のトライ後のオブストラクションでサニックスのペナルティ。センター正面のPG成功。
41分 サニックス ラックからボールを出しHO加古川が縦を突いて捕まるがラックで近鉄のオフサイド。
10メーターやや外正面のPG成功。


後半


2分 サニックス LOマキリがディフェンスのギャップを突きラックで近鉄のノットロールアウェイでアドバン
テージ、FL西端が縦を突きそのままモールごとインゴールに押し込んで押さえトライ。
(G成功)
6分 サニックス マイボールラインアウトを取りモール、回しながら前進し割れた所でブラインドサイドに
展開しPR松園・No.8ミュア・SH徳永・WTB岩渕と繋いでディフェンスを振り切ってトライ。
(G成功)
15分 サニックス ラックからPR金が縦を突きラック、オープンサイドに展開しHO加古川・FB古賀と繋いで
ディフェンスを外して抜け出しトライ。(G失敗)
20分 近  鉄 FKでNo.8佐藤がタップからLOキバルが縦を突きラック、BKへ展開しSO重光・FB吉村・
WTB西尾と繋いでタッチ際ディフェンスを振り切って抜けトライ。(G成功)
24分 サニックス マイボールラインアウトを取りモール、回しながら前進しディフェンスが崩れて割れた所
をPR松園が縦を突いて飛び込みトライ。(G成功)
40分 サニックス サニックスのペナルティから近鉄トーエツがちょん蹴りから突進しハンドオフでディフェ
ンスを外してゲインしラック、ボールが飛び出てWTB野々村・FL伊達と繋いでディフェン
スを振り切ってトライ。(G成功)


結果は

福岡サニックスブルース 13 13 近鉄ライナーズ  
33  7





46 20

戦評

前半開始後すぐに近鉄がPGで先制するがその後はサニックスが近鉄陣深く攻め込み釘付け状態。
そこからチャンスを活かしてトライ、そしてPGで逆転する。その後も地域的にはサニックスの優位が
続くがLOキバルのキックからの一発ギャンブルで近鉄が同点、さらにPGで逆転。このまま前半が
終わるかと思われたがサニックスが再度PGで追いつき前半が終了する。後半は直後から力を集中
してきたサニックスが3連続トライを挙げ近鉄の集中力を削ぐ。半ばでようやくチャンスを得た近鉄が
いともあっさりトライを返すが直後に優位だったラインアウトモールからトライを挙げほぼ勝負を決定
付けた。その後はサニックスが確実に時間を消費しつつ精度の落ちた近鉄の反撃を抑え終了直前に
だめ押しのトライを挙げて勝利を飾った。

サニックスは前半初めは近鉄の出方を探るような感じだった。先制はされたものの、キックで近鉄陣
に入り込み優位な部分を探し出す…FWのコンタクトやモールでは確実にゲインが切れる。で、これらを
仕舞っておいての後半勝負。やはり10分で勝負を掛けてきた。ばっちり填って近鉄を凹ませる事に
成功。きちんと流れを自分の物とした。やはりこの辺はきっちりした戦術と臨機応変な対応、そして筋の
通った戦略がモノをいったのだろう。さすがに下位でもトップリーグで揉まれたチームは違う。来シーズン
もトップではより厳しい戦いが待っているだろうが大いに伸び代はあると思う。

近鉄は初っ端の先制で少しホッとしたのか、その後は自陣に釘付け。サニックスFWの突進に手を焼いて
ゲインを許すこと度々だった。半ば以降はやや修正されてディフェンスも良くなってきたが、やはりこの
時にサニックスの術中に填ってしまったのだろうか。後半立て続けにトライを挙げられ精神的にかなり
凹まされたうえ、スタミナの損耗とともにプレーの精度が落ち始めた。半ばでのトライは反撃には十分
だが時間とスコアを考えた焦りのムードが。確実に時間を食いつぶしていくサニックスの戦法に、また
焦りからかプレーの精度が落ちていった感じだ。全体的には戦略負け、個々にはパワーとスピードの
使い方負けという気がする。
前半サニックスがキックで敵陣に入り込む作戦を取っているなら、やはり全力を挙げてSO・FBを潰す
戦法が必要だったのでは。ディフェンスでのチャージはもちろん、FWを少しポイント遠目に置いたアタック
やSOからFWに返して縦を突く時にSOを目標にコンタクトする…しかも徹底的に。これは対FWではキーに
なる選手にも徹底して欲しかった。この試合ではLOマキリである。ペネトレーターとして相当に有効な
プレーを見せていたがさすがに代表選手である。マキリを常に密集に巻き込むような戦法はないのだろうか。
たとえどんなすごい選手でも立って動けなければ貢献度は低い…前半からこういう事をふまえて
後半10分の勝負を迎えていれば大分展開が違ったと思う。また選手起用も後半からもっと積極性が欲し
かった。たとえばトーエツの残り5分での投入はあまりにも遅すぎる。前半のハードコンタクトの作戦に
キバルを徹底して使い後半初めからのトーエツ投入も考えられないか。この辺はチーム事情による作戦が
あるのかもしれないが、見ていて歯がゆい。

とにかくこれで私のシーズンもほぼ終わりです。想うことはいっぱいあるけどまたそれは別の機会に書き
込みます。一年間ありがとう(^^/~


トップへ